2012年5月3日木曜日

農薬について詳しい方、教えてください。

農薬について詳しい方、教えてください。

日本の農業だって農薬は使ってますよね。

ましてや、アメリカなどの大量生産している国ではもっと農薬使ってると思うのですが、

その農薬はさっと洗っただけで落とせていますか?

ゆでた野菜ならともかく、レタスはさっと洗い流してお皿にもって食べたり、果物をジューサーにかける場合皮ごといれたりしますので、ちょっと不安です。

もし農薬が人体に多少なりとも害があるほど残留しているなら、野菜や果物から農薬を落とす方法など、教えていただけるとうれしいです(*^_^*)よろしくお願いいたします。







まず最初に、残留農薬というレベルなら

どの野菜においても一生涯食べ続けても身体に作用する事はありません。



野菜のメカニズムと農薬の位置付けをよく考えれば

農薬だけが有害という勘違いも無くなってくると思います。



農薬の主な目的はご存知の通り防除(病害・虫害を防ぐ)です。



農薬があるから防除出来るのではなく

野菜そのものに本来その機能があり、農薬はそれを補ってるだけです。



最近の野菜は品種改良の影響で

その防除機能が著しく低下している為、農薬の助けが必要となるのです。



野菜も生き物なので外敵から守ろうとする機能があります。

一般的に天然農薬と呼ばれています。



農薬不使用で栽培してても、農薬を使用してても

実は食する時に人が摂取する発がん性物質量は大して変わりません。



野菜自身に食べられないとしようとする免疫(簡単に言えば毒化する)能力がありますから。

野菜も生き物です。病気や外敵から守ろうとするのは当然です。



人が風邪をひけば、薬を飲まなくても

体内から様々な物質が分泌され、治ろうとしますよね?



動物で言えば、外敵から守るため

カメレオンのように擬態したり、アルマジロのように堅い殻をもったり

フグのように毒をもったり



野菜も同じです。

病気になれば治ろうとします。



外敵から守ろうとする為、

かぼちゃ・ライチみたいに堅い皮をもったり

毒キノコはすごいですが、ジャガイモ※メラミン、ほうれん草※シュウ酸でも毒はあります。

ピーマン、ゴーヤみたいに苦味を持ってみたり



植物もいろいろと頑張ってるわけです



植物が生き物である以上、自身にこう言った防衛機能が本来あると考えられ

アメリカの学者がその防衛昨日からくる量(有害物質=天然農薬)

1日に人が摂取する野菜に含まれてる発がん性物質は1.5g程度と発表しました。



仮に農薬が残留してたとしても、0.0●ppmの世界ですから

1日に農薬の発がん性物質を摂取しても0.0003gくらいでしょう。

※1日に野菜を350g摂取したとする。



なので、単純計算で恐縮ですが



農薬不使用野菜=発がん性物質 1.5g/日

慣行栽培 =発がん性物質 1.50003g/日 です。



この1.5gという数値が正しいかどうかはわかりませんが

残留農薬の数千倍(1万倍と言われている)であることは間違いないでしょう。



上記の数字を見て、残留農薬を洗い流そうとする行為は

有効とはとても考え難いです。(しようがしまいが、大差はない)



この考えから



農薬不使用栽培で栽培された野菜は

病気や外敵から食害(食べられる)されるリスクが当然高まるので

これらのリスクが高い環境で育った農作物は

慣行栽培より余計に防御機能hが高まると考えられたのです。



この検証は日本の大学の学者が行っており

農薬不使用で栽培されたりんごと慣行栽培のりんごを比較したそうです。



農薬不使用のりんごは傷・病気が多く、慣行栽培は綺麗だったそうです。



これはアレルゲンの量の検証でしたが

無農薬のりんごは慣行栽培の6倍ほどアレルゲンの量が高まったそうです。



傷、病気が増えた分、リンゴが自身で改善しようとした結果です。



この話によって野菜の免疫機能が証明されたとは言いませんが

ある一定の納得する材料にはなりますよね。



この検証結果から、絶対とは言いきれませんが

野菜が生き物であるということを考えれば



農薬不使用野菜は防御機能が高まり(有毒物質が増える)

慣行栽培は自身の代りに農薬でカバーする。



ケースバイケースと思いますが

有害物質の総量が農薬不使用の方が大きくなるケースもあります。

これは多くの学者が実証してます。



農薬は使用者が管理してますが

天然農薬は私たちにその量を決める権限はないのですから



「じゃあ、野菜って有害物質がいっぱいなの?」と思われるでしょう。



ここで言いたいのは、野菜自体(肉や魚も同様です)が危険だという事ではなく



我々は昔からそれらを食べて普通に暮らして来たわけです。

これからもそうする訳です。



気にしても仕方ないし

逆に残留農薬で大騒ぎするのも滑稽な話なのです。



自然のものが安全だと勝手に思い込んでるだけです。



私達(特に日本人)で気を使うべき点は塩とタバコでしょうね。

ともに発がん性があり、ADI(1日許容摂取)も超えてますしね



死因(3大疾病)を考えれば、塩とタバコの影響は明らかです。

※塩の摂取の少ない国は胃がんが少ない、日本は胃がん率が異常に高い



添加物、農薬は厳格にルールが定められたもので

イメージは「身体に悪い」ですが、専門家はそう考えておりません。

http://www.myfood.jp/foodsafety/cancer.html



【補足】

アメリカは農薬をもっと使ってる



日本が農薬の使用量、世界一ですよ。

アメリカや中国より日本の方が農地面積辺りの使用量が多いそうです。



この辺り(ご存じない)も国産は安全で

輸入品は農薬が心配という誤解が生じますね








私の経験ではレタスやサラダ菜は虫が嫌うのかつきませんね。農薬が要らないのでは?

家庭菜園にぴったりの野菜だと思います。



果物の防カビ剤は塩もみしたらある程度は落ちるようです。



日本産のレモンは収穫後の防カビ剤の使用はないとか。







日本の法律では、農薬の残留した野菜は流通・販売されることは無い。又、農薬の不適切な使用も無い前提に立っています。つまり、あり得ないのです。こういう考え方を性善説といいます。(現実には「事故」として発生していますが)



そこらへんをフォローするために厚労省では1日許容摂取量というのを決めています。これは、農薬の残留した野菜を1日当りどれくらい食べ続けると影響が出るのかを決めた数値で、(詳しくは書きませんが)諸外国と比べかなり厳しいものになっています。

毎日、農薬が残留した野菜を何KGも食べ続けた結果病気になる と言うような数値です。そもそもそんなに食べられません。



次に農薬は、人間で言えば風邪薬に相当します。昔と比べ紫外線等で簡単に分解しますし、収穫何日前には散布禁止にもなっています。これは農薬の種類によって違います。更に言えば、消費者より生産者の方が暴露量が多いことを気にとめておいてください。国産の需給率を上げようとしているなか生産者にも理解をしめす必要があります。



洗浄の問題の前に残留量についてですが、報道等で発表される数値はppmが使われます。これは、100万分の1と言う単位で、長さでいえば1Km中の1mmです。報道内容もだいたい数ppmですからほとんど気にしなくて言いといってもいいくらいだと思います。



仮に残留があったとしても普通に洗浄すればほとんど問題ないでしょう。但し、輸入柑橘などは防カビ剤がついているので洗浄は難しいかもしれません。私もグレープフルーツ酒を作るときは生協のノーワックスの物を利用します。



最後に誤解を恐れずに言うと、残留農薬では死んだ人はいませんが、O157という食中毒菌では人が亡くなっています。今は、菌の方が心配です。菌の洗浄は流水で3分と言われています。現実問題として無理ですよね。

結局のところ、あんまり心配しなくていいのでは?という結論です。







農薬は基本的に食卓に登る時には効果が無くなっている状態になる時期までしか許可されていません。(つまり、収穫の何日前までに合計で何回までと言う具合)したがって貴方の手元に届くときには効果が切れている事になり、無害と言う事。

所が、これとは別にポストハーベスト農薬と言われる薬があり、これが許可されているのは輸入もののかんきつ類だけになっています。穀物や、豆類には許可になっていないのです。これは消費者の手に届くまで効果が残っている薬なので注意が必要。



さて、レタスは農薬を使わない工場生産のものもあります。(無菌室で作られている)味はいまいちなのですが、農薬の心配はありません。



皮ごとの果物をジューサーに入れる:輸入のオレンジやグレープフルーツ、レモンを皮ごと食べない限り大丈夫だと思います。日本の果物はポストハーベスト農薬は使いません。



農薬を洗い流すのは洗剤を使って洗えば良いのですが、洗剤が無害ではないという事実があるので痛し痒し。野菜についた洗剤をすすぎ洗い落とすのは想像以上に難しい事なのです。

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